大型の薄型テレビの発売は相次いでいますが、こうした大型テレビを
購入する場合には、設置したときのテレビとの距離に注意する必要があります。
つまり、解像度が同じで、画面サイズが大きくなった場合、ドット間の実際の
距離は広くなります。したがって、近い距離から見た場合、画面が粗くなって
しまい、精細感を欠くことになります。
大きなサイズの薄型テレビを検討されている場合、テレビとの間に適切な
距離が確保されているか確認する必要があります。
ハイビジョンモデルの場合、ブラウン管テレビに比べて高精細なため、画面の
高さ×3が目安の距離とされています(ブラウン管では高さ×7の距離をとる
必要がありました
)。したがって、それほど広くない部屋でも大型テレビを
楽しむことができるようになっています。
たとえば、私が購入した東芝REGZA37インチの画面の高さは約47cm。
したがって、必要な距離は47×3=141cmとなります。これが、同じ大きさの
ブラウン管の場合、必要は距離は47×7=329cmとなります。
つまり、3mもの距離を空けてTVを見るスペースを確保しなければならない
ことになります。これに比べて薄型TVは1.5m程度で済むわけですから、
あまり部屋の大きさを意識しなくても済みます。
(東芝REGZA購入体験記はこちら)
それでは部屋の大きさ別の最適なサイズを見てみましょう。