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カタログで見かける重要用語
カタログに記載されている用語をチェックして、理解を深めよう!!
薄型テレビを購入する場合、カタログを参照することは重要です。
どんな機能が搭載されているのか、テレビの性能はどのようになって
いるのかを把握したり、他社のテレビと比較したりするのに
カタログは必須です。

その際、カタログの用語がわからないと、どうしようもありません。
自分に合ったテレビを導入するには、カタログの用語を理解することが
重要です。したがって、ここでは、カタログに記載されている用語について
詳しく説明します。
パネル関連
【視野角】
正面から上下左右にずれた場合に、正常に見ることができる角度を表す値。
つまり、テレビを斜めからみたときに映像を正しく見ることのできる角度です。
この角度の値が大きければ大きいほど、斜め方向から映像を正常に見ることができます。
特に液晶テレビの場合、そのパネルの性質上、視野角が狭くなる傾向にあるため、
この値が重要となります。

【コントラスト比】
暗部から明部までの再現力を示します。たとえば、1200:1のように
示されます。数値の差が大きければ大きいほど、再現力が豊かとなります。
(1200:1よりも1600:1のほうが再現力に優れる)

【応答速度】
液晶パネルの表示の速さを示す値。
表示にかかる時間を表すms(ミリセカンド)が単位となります。
この値が小さいほうが応答速度が速くなり、映像もすばやく表示
されることになります。
たとえば、8msよりも6msのほうが応答速度が速くなります。
応答速度が速いほど残像感が少なくなるため、スポーツなどの
動きの速い映像で威力を発揮します。
液晶テレビではパネルの構造上どうしても残像感が発生してしまうため、
液晶テレビを購入する予定の場合、この応答速度に注目すると
よいでしょう(「液晶TVの特徴」を参照)。

【三次元Y/C分離回路】
高画質技術の1つ。明るさ信号と色信号をそれぞれを分離して表示し、目障りなドット
(ノイズ)、色にじみ、輪郭のザラつきなどをなくし、受信した映像をきれいな画像
で表示する回路のことです。
この回路の有無は画質に大きな影響を与えるため、この回路を搭載しているテレビを
導入することをおすすめします。

【ゴーストリダクション】
高画質技術の1つ。ビルや山などの反射波によって映像が重なって映る
ゴースト現象をデジタル信号処理して除去する機能です。
この機能により、ゴースト障害を補正でき、クッキリと鮮明な映像を
再現できるようになります。

【消費電力】
瞬間的に消費する最大電力のこと。
端子関連
【HDMI端子】
音声と映像をデジタルで一本のケーブルを使って伝送できる端子。
デジタル信号をデジタルのまま伝送できるため、映像の劣化が発生せず、
鮮明な映像をそのまま表現することができます。

最近の薄型テレビでは、このHDMI端子が標準で搭載されるようになっており、
一部のモデルではHDMI端子を3つ搭載しているものもあります。
松下のVIERAリンクなど、HDMI端子を利用して一本のケーブルで
薄型テレビとDVDレコーダーを接続し、1つのリモコンで簡単に操作できるように
した仕組みも採用されています。
今後、こうした傾向は加速していくと思われるので、
なるべく多くのHDMI端子を搭載した薄型テレビを購入するようにすればよいでしょう。

【D端子】
高画質を実現する映像端子。従来のコンポジット端子に比べて、色のにじみなどが
抑えられています。たたし、D端子はアナログ端子のため、デジタル信号をアナログ
信号に変換します。この結果、HDMIなどのデジタル端子に比べると、画質の面で劣ります。

D端子には、D1〜D5の5種類が存在し、数字が大きいほうが高解像度になります。
どの種類のD端子を接続できるかは、そのデバイスの背面のD端子の上に、
「D1/2/3/4」などのように記載されています。

【コンポジット端子】
映像が黄色の端子、音声が赤と白の端子になっている、おなじみの端子です。
ほとんどのAV機器で採用されていますが、輝度信号と色信号を同じケーブルで伝送
しているため、にじみが発生しやすくなり、画質的な満足度は今ひとつです。

今後は高画質で再生できるHDMI端子やD端子などが重視されるようになり、
コンポジット端子は姿を消していくと思われます。
WOWOW
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